日本酒と共に生きる

日常のことを徒然に記したもの

日本酒をちょっと詳しく

日本酒って分かっているようで分かっていないことが多いのでポイントを押さえてまとめてみました。
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①製造元
この酒を造った製造元、杜氏の名前などが表記されています。蔵元によって使う米、酵母、水等が異なります。蔵元に着目して自分に合うお酒を探すのも面白いです。
※蔵元についてはまた書きます。

②原料米
日本酒の原料となるお米についての表記です。山田錦や五百万石などの酒造好適米や食用米など様々です。単一の種類ではなく数種類のお米を使用していることもあります。一概には言えませんがどのようなお米を使っているかで味をなんとなく想像することが出来ます。
 ※好適米についてはまた書きます。

精米歩合を低くして米粒の中心に近い部分を原料に使うほど雑味のない酒だと言われます。つまり精米歩合の値が小さいほど上等な日本酒であり、一般的に精米歩合60%以下の米から造られた酒を「吟醸酒」、50%以下のものを「大吟醸酒」と呼びます。
※詳細な種類についてはまた書きます。
 
④日本酒度
日本酒度は甘口・辛口をみる目安となります。糖分が多ければ甘く感じ、糖分が少なければ辛く感じます。日本酒度は糖分の多い物がマイナスに、逆に糖分の少ない物がプラスとなります。つまりマイナスの度合いが高いほど甘口となり、プラスの度合いが高いほど辛口という事になります。
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⑤仕込水
仕込水は醸造に使用される水のことです。これも日本酒の味を左右する大事な要素なだけにこだわって見てもらいたいポイントです。リンやカリウムの多い硬水で仕込むと辛口の酒に、軟水で仕込むと甘口の酒になりやすいです。
※仕込水についてはまた書きます。

いかがでしたでしょうか。各項目についてまた別途書きますが、日本酒を見て選ぶ際は是非参考にして「味を想像しながら」買ってみてください。