日本酒と共に生きる

日常のことを徒然に記したもの

「造られた森」明治神宮へ

明治神宮という神社をご存知だろうか。
正月三が日だけで300万人を超える参拝者が初詣に訪れる場所で有名だが、明治天皇昭憲皇太后を祀るために1920年に「国民の要請」によって創建され、また「緻密な造営」による人工林ということはあまり知られていないところだろう。

ドイツで林学を学んだ本多静六・本郷高徳・上原敬二ら学者らによる緻密な計画の下、❶神の鎮まる森は人の手を借りずに永続しなくてはならない❷自然に世代交代を繰り返す極相林として永遠に生き続ける森にしたいというミッションを掲げ造営された歴史がある。

創建にあたり全国から植樹する木を奉納したいと献木が集まり、北は樺太から南は台湾まで全部で約10万本の樹が奉納され延べ11万人に及ぶ青年団勤労奉仕によって荒れた裸地に代々木の森が誕生した。

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そのようなことをナショナル ジオグラフィック(日本版)で知り好奇心に駆られ訪問してきました!

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JR原宿駅から神宮橋を渡るとすぐ見える大きな鳥居⛩!ここから神宮内へ入っていきます。

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やはり植物のパワーってすごいなと感じるんですよ。霊的に言うと当てられるみたいなものがありながらも、優しく包み込んでくれるものもあり、安らげます。
またすぐ近くに地上の電車が走っているにも関わらず静かな感じもあり、都内でありながら喧騒を忘れさせてくれるところもすごいですね。

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明治神宮内にある庭園で御苑維持協力金¥500で中を見て回ることが出来ます。
隔雲亭御釣台四阿菖蒲田清正井などがあり、野鳥や植物を四季折々で愉しめる都会の雑踏を離れた別天地です。

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これが隔雲亭(かくうんてい)で、特に説明はないですが日当たりの非常に良い空き家です。風呂無し平屋でも住みたいな(笑)

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これが南池です。私は動物に好かれるみたいで、御釣台(おつりだい)に行ったら池中の鯉達が続々と50匹くらい集まってきて、水面は軽いパニックになってました(笑)

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これは菖蒲田(しょうぶだ)で、今回はまだ菖蒲の花を品種ごとに植えている段階でして、咲けばこのよう(下写真)に美しい感じになります。植えている段階はなんだか墓標みたいに思えました(笑)

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これは清正井(きよまさのいど)で、最近パワースポットか何かでメディアに取り上げられて人気スポットになっています。まぁ昔はただの井戸として使われてただけなんですけどね(笑)

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ようやく本殿に到着!
あまり本殿を撮るのは失礼かと思い、サイドの建物を撮影。この日は結婚式が開催されていたみたいで賑わっていました。チャペルとかじゃなく私もこういうところで和装で結婚式をあげたいなと思っています。

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都会の中で自然に囲まれる体験が出来る明治神宮へ是非訪れてみてください。

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最後にカメラのズーム無しでこんなに近くに野鳥が来ました。