日本酒と共に生きる

日常のことを徒然に記したもの

【小笠原旅行記③〜持っていくもの〜】

前回②ではスケジュール感と行く覚悟、準備することなどを書きました。↓↓↓

 【小笠原旅行記②〜行く前の準備〜】 - 日本酒と共に生きる

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はじめ①から見る場合はこちら↓↓↓

【小笠原旅行記①〜小笠原諸島ってどこなの?〜】 - 日本酒と共に生きる
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現地では3泊4日ですが、往復の船内を含めると実質5泊6日の旅行になります。しっかり準備していきましょう。

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1.酔い止め薬
これ最重要なので1番目に載せました。往復で51時間も過ごすにはこのお薬は必ず必要になります。船内にも売っていますが数に限りがあるので必ず事前に購入して服用しておくと良いです。私もかなりお世話になりました。

 

2.日焼け止め
気候エリアでは亜熱帯に属します。日差しが暖かいというより痛いです。特にダイビングに行く場合は船上でその日差しを遮るものが無いので酷いと火傷状態になります。日焼けしに行く予定でも携帯しておくと良いです。

 

3.お金
小さな島なので銀行は郵便局のみです。現地支払いのツアー代金、現地や船内での食事代、その他予備のお金などちゃんと準備してから行きましょう。

 

4.水着
なんといっても気持ち良い海に入るには必須アイテムですね!これが無いと泳げません。すぐに着替えられるようにして、また現地でもシュノーケリンググッズをはじめ貸出サービスもあるので安心です。

 

5.ヒマつぶしグッズ
現地に着くとツアーや移動でなんとなく忙しくなりますが、客船内では食事・睡眠以外にやることがありません。多くの人は寝たり、本を読んだりして過ごしていました。私は電子書籍に漫画を詰め込んでいきました。

 

6.着替え・タオル
客船内にもシャワー完備されており、身体を洗うことが出来ます。また宿にもシャワーやお風呂が備え付けられています。洗濯も可能ですが、島内では資源が限られているので出来るだけ洗わなくても済む分だけ持っていきましょう。

 

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ちなみに一般的に多くの人が利用する2等客室はこのような感じになっています。2等より上だと個室です。

※2016年7月から新おがさわら丸になるのでまた違うかもしれません。

  

っとだいたいこんな感じです。最初にも書きましたが酔い止め薬は非常に重要なので忘れずに。。

 

NEXT④

【小笠原旅行記④〜島の歴史〜】 - 日本酒と共に生きる

【小笠原旅行記②〜行く前の準備〜】

前回①では小笠原諸島の概要を書きました。まだご覧になられていない方はこちらを↓↓↓

【小笠原旅行記①〜小笠原諸島ってどこなの?〜】 - 日本酒と共に生きる
小笠原諸島ってどこなの?
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さて、どうやって行こうか。
東京都の竹芝桟橋から父島への船があります!

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あれ?出港日が決まっている。
2016年6月のものはこのスケジュールです。

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あれ?帰ってくる日も決まっている。。
つまり行った船で帰ってくる感じです。

 

あれ?出発が10:00で、到着が11:30?
はい、「翌日の11:30」になります。
客船で25時間30分かかります。
さらに言うと客船の中で3食食べて寝ます。

行く日と帰る日が決まっていて、しかも客船で片道24時間以上かかる行程はキツい!!

ここで断念する人が多く、

いつか行きたい!

という憧れの場所になっています。

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スケジュールと覚悟が決まれば次へ進みます。

 

1.宿泊場所と客船のチケットをGET
公式HPを見ると島内の泊まることが出来る宿が確認出来ます。また代理店を通すか、コンビニでも客船「おがさわら丸」のチケットをGET出来るので、その両方を確保して下さい。

 

島内はキャンプ禁止なので宿が決まっていないと上陸出来ないかもしれません。また宿の数にも限りがあるので早めに確認した方がいいです。客船「おがさわら丸」の方も200名くらいの許容量なので、スケジュールと覚悟が決まれば速攻で確保することをおすすめします。

※ハイシーズンは特に計画的に!

 

2.イベントやツアーへ申し込み
公式HPを見ると島内で運営されているイベントやツアーに申し込みすることが出来ます。綺麗な海に囲まれているので、ホエール・ドルフィンウォッチツアー、自然が残る山々がある島なので、山トレッキングツアーなど海も山も人気のものが揃っています。

 

お店によって内容や値段は変わるので、よくチェックしてみて下さい。

※これも上限人数があるのでお早めに!

小笠原村観光協会

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っとここまで骨子が決まれば後はリュックに詰めていくものを準備していきましょう。

NEXT③

【小笠原旅行記③〜持っていくもの〜】 - 日本酒と共に生きる

【小笠原旅行記①〜小笠原諸島ってどこなの?〜】

ユネスコ世界自然遺産に登録(2011年6月)された小笠原諸島・父島へ行って来ました!! 

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ざっくり言うと、このあたりです。

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(yahoo!地図)

東京から南に約1,000km、大小30あまりの島々からなる海洋島です。その中で一般人が居住しているのは父島と母島の2島のみとなります。それ以外は無人島です。映画で有名にもなった硫黄島もここに含まれます。

f:id:scs223171024:20160621181120j:image 一部の居住エリアを除いて、ほとんどのエリアが自然保護保全地域に指定されているほど世界的に貴重な自然が残る島々となっています。

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何故貴重な自然が残っているかと言うと、この島々は今まで大陸と繋がったことのない海洋島で、島独自の動植物のみが繁栄するところだからです。その固有種の多さと占有率が世界自然遺産の登録に値するということで今回登録するに至りました。

 

っとここまで前置きになりまして、「小笠原諸島」は名前として有名ですが、実際に行ったことがある人が少ないなと思い、今回行ってみることにしました。

NEXT②

【小笠原旅行記②〜行く前の準備〜】 - 日本酒と共に生きる

日本酒のよく聞く名称〜これって何?

番外編❷としまして、日本酒を飲む時によく聞く名称をポイントを絞って説明します。

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前回の記事を是非ご参照ください。

生酒
もろみを搾っただけの生まれたままの日本酒です。酒蔵でしか飲めないフレッシュな美味しさがあります。

生貯蔵酒
搾りたての日本酒をそのまま低温で貯蔵し、出荷時に一度だけ火入れ(加熱)しています。生のフレッシュさがそのまま残っているのが特徴です。

生詰酒
熟した日本酒に火入れ(加熱)せずビン詰め、出荷した日本酒です。

生一本
自分の工場で造った自醸酒の日本酒です。

原酒
一般的な日本酒は水分を加えてアルコールを調整しますが、このお酒はそれを加えていないのでアルコール度数は18〜20度くらいで濃醇な味わいがあります。

おり酒
タンクに沈殿した麹や酵母をそのままにし白く濁ったままの日本酒です。※にごり酒とは製法が異なります。

樽酒
樽に詰め樽の木の香りを活かした日本酒です。杉の木がよく使われます。

にごり酒
目の粗い布でこしただけの白濁酒です。火入れ(加熱)しないと酵母や酵素が生きたままになります。

発泡酒
炭酸ガスを吹き込んだ日本酒です。アルコール度数も8度と低く、シャンパンのような口当たりなのでいま人気が高まっています。

日本酒を飲む時には是非参考にしてみてください。味の違いが分かるとより楽しい宴になると思いますよ。

日本酒の種類と特徴

番外編❶としまして、日本酒の種類と特徴を今回は触れていこうと思います。
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前回記事を是非ご参照ください。

ー製造法による分類ー
お酒は下記3種類に分類され、そのうち日本酒は醸造酒にあたります。
醸造酒…日本酒、ビール、ワイン
◯蒸留酒…焼酎、泡盛、ウイスキー
◯混成酒…リキュール、みりん

ー酒税法による定義と分類ー
◯酒類の定義…
    アルコール分1度以上の飲料
◯日本酒の定義…
    米を原料として発酵させ濾したもの
※その中でも清酒はアルコール分22度以下のものを指します。

ー日本酒の特徴ー
日本酒は“燗してよし、冷やしてよし”という世界でも珍しいお酒です。また冬から春、夏から秋へと日本の四季の移ろいと共に生まれ育つ酒で、日本独特の気候風土が生み出した酒です。

特定名称酒8分類
吟醸酒
    (原料) 米、米麹、醸造アルコール
    (精米歩合) 60%以下
大吟醸酒
    (原料) 米、米麹、醸造アルコール
    (精米歩合) 50%以下
純米酒
    (原料) 米、米麹
    (精米歩合) ---
純米吟醸酒
    (原料) 米、米麹
    (精米歩合) 60%以下
純米大吟醸酒
    (原料) 米、米麹
    (精米歩合) 50%以下
特別純米酒
    (原料) 米、米麹
    (精米歩合) 60%以下
                     特殊な製造方法を明記
本醸造酒
    (原料) 米、米麹、醸造アルコール
    (精米歩合) 70%以下
特別本醸造酒
    (原料) 米、米麹、醸造アルコール
    (精米歩合) 60%以下
                     特殊な製造方法を明記
※全て麹米使用割合は15%以上

ざっと種類と特徴はこんな感じです。お店やお家で飲む際、「自分はどんな日本酒を飲んでいるのかな?」と思った時に確認していただけたら幸いです。

詳細はまた番外編で書きますー。

日本酒をちょっと詳しく

日本酒って分かっているようで分かっていないことが多いのでポイントを押さえてまとめてみました。
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①製造元
この酒を造った製造元、杜氏の名前などが表記されています。蔵元によって使う米、酵母、水等が異なります。蔵元に着目して自分に合うお酒を探すのも面白いです。
※蔵元についてはまた書きます。

②原料米
日本酒の原料となるお米についての表記です。山田錦や五百万石などの酒造好適米や食用米など様々です。単一の種類ではなく数種類のお米を使用していることもあります。一概には言えませんがどのようなお米を使っているかで味をなんとなく想像することが出来ます。
 ※好適米についてはまた書きます。

精米歩合を低くして米粒の中心に近い部分を原料に使うほど雑味のない酒だと言われます。つまり精米歩合の値が小さいほど上等な日本酒であり、一般的に精米歩合60%以下の米から造られた酒を「吟醸酒」、50%以下のものを「大吟醸酒」と呼びます。
※詳細な種類についてはまた書きます。
 
④日本酒度
日本酒度は甘口・辛口をみる目安となります。糖分が多ければ甘く感じ、糖分が少なければ辛く感じます。日本酒度は糖分の多い物がマイナスに、逆に糖分の少ない物がプラスとなります。つまりマイナスの度合いが高いほど甘口となり、プラスの度合いが高いほど辛口という事になります。
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⑤仕込水
仕込水は醸造に使用される水のことです。これも日本酒の味を左右する大事な要素なだけにこだわって見てもらいたいポイントです。リンやカリウムの多い硬水で仕込むと辛口の酒に、軟水で仕込むと甘口の酒になりやすいです。
※仕込水についてはまた書きます。

いかがでしたでしょうか。各項目についてまた別途書きますが、日本酒を見て選ぶ際は是非参考にして「味を想像しながら」買ってみてください。

「造られた森」明治神宮へ

明治神宮という神社をご存知だろうか。
正月三が日だけで300万人を超える参拝者が初詣に訪れる場所で有名だが、明治天皇昭憲皇太后を祀るために1920年に「国民の要請」によって創建され、また「緻密な造営」による人工林ということはあまり知られていないところだろう。

ドイツで林学を学んだ本多静六・本郷高徳・上原敬二ら学者らによる緻密な計画の下、❶神の鎮まる森は人の手を借りずに永続しなくてはならない❷自然に世代交代を繰り返す極相林として永遠に生き続ける森にしたいというミッションを掲げ造営された歴史がある。

創建にあたり全国から植樹する木を奉納したいと献木が集まり、北は樺太から南は台湾まで全部で約10万本の樹が奉納され延べ11万人に及ぶ青年団勤労奉仕によって荒れた裸地に代々木の森が誕生した。

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そのようなことをナショナル ジオグラフィック(日本版)で知り好奇心に駆られ訪問してきました!

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JR原宿駅から神宮橋を渡るとすぐ見える大きな鳥居⛩!ここから神宮内へ入っていきます。

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やはり植物のパワーってすごいなと感じるんですよ。霊的に言うと当てられるみたいなものがありながらも、優しく包み込んでくれるものもあり、安らげます。
またすぐ近くに地上の電車が走っているにも関わらず静かな感じもあり、都内でありながら喧騒を忘れさせてくれるところもすごいですね。

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明治神宮内にある庭園で御苑維持協力金¥500で中を見て回ることが出来ます。
隔雲亭御釣台四阿菖蒲田清正井などがあり、野鳥や植物を四季折々で愉しめる都会の雑踏を離れた別天地です。

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これが隔雲亭(かくうんてい)で、特に説明はないですが日当たりの非常に良い空き家です。風呂無し平屋でも住みたいな(笑)

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これが南池です。私は動物に好かれるみたいで、御釣台(おつりだい)に行ったら池中の鯉達が続々と50匹くらい集まってきて、水面は軽いパニックになってました(笑)

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これは菖蒲田(しょうぶだ)で、今回はまだ菖蒲の花を品種ごとに植えている段階でして、咲けばこのよう(下写真)に美しい感じになります。植えている段階はなんだか墓標みたいに思えました(笑)

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これは清正井(きよまさのいど)で、最近パワースポットか何かでメディアに取り上げられて人気スポットになっています。まぁ昔はただの井戸として使われてただけなんですけどね(笑)

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ようやく本殿に到着!
あまり本殿を撮るのは失礼かと思い、サイドの建物を撮影。この日は結婚式が開催されていたみたいで賑わっていました。チャペルとかじゃなく私もこういうところで和装で結婚式をあげたいなと思っています。

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都会の中で自然に囲まれる体験が出来る明治神宮へ是非訪れてみてください。

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最後にカメラのズーム無しでこんなに近くに野鳥が来ました。